鹿部漁業協同組合 木村です。
3月に入ってホタテ加工貝の出荷が始まっております。
加工貝の出荷が終了しますと、耳吊り作業がはじまります。
その耳吊り作業に使用する稚貝(半成貝)の成長調査を先日水産指導所にて実施しました。
近年、ホタテの斃死が問題となっておりますが、元気で型の良い稚貝を生産できると斃死も最小限にとどめる事ができると思われます。
稚貝の重量測定!
茹でて稚貝内側の状況を観察します。
変形・欠殻・内着といろいろな異常な貝があります。
異常な貝は養殖しても死んでしまいます。
今回の調査では、特に異常な貝は見受けられず、例年にないくらい成長がよかったです。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。