2022年3月30日
事業、取組紹介

天然昆布の藻場環境について

鹿部漁協 佐藤です。

先日、浅海漁場の環境変化へ取り組みについて報告いたしましたが、今回は浅海漁場の天然昆布について

お知らせします。

近年、天然昆布が減産傾向にあり、漁業者が苦悩している状況で、組合でも昆布の資源回復に力を入れており、

数年前より、投石事業も実施しているところであります。

そんな中、昆布採取操業前に天然昆布の繁茂状況を調査し、その年の操業形態を決め昆布母藻の資源がなくならないよう組合、部会で様々な方向から取り組んでおります。

いろいろな取り組みを行ってもなかなか結果が見えないのが現状です。

海水の栄養不足、遊走子の着底基質、うにの食害、様々な要因が考えられなすが、これといった原因が掴めない

のが現状です。(写真上)

昔は、上の写真のような光景があちらこちらで見る事ができたのですが・・・。

 

今後も漁業者と協力し、昆布藻場回復に取り組んで行きたいと思います。

鹿部漁協

この記事を書いた人

鹿部漁協

鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。

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