鹿部町役場水産経済課漁業振興室佐藤です。
今日は週始まり。また今日から1週間頑張るかと思いながら毎週実施している施設回りへ。
浜道路を車で走っていると昆布が。漁師さんもいたので直接お話を聞いてみました。
これが実際に干してあった養殖昆布です。
養殖昆布はロープに昆布の株(種苗)を差し込み、11月中旬には沖出しを実施し
養殖施設に設置します。12月から5月の間に1~2回昆布の成長を促すため間引き作業を実施し、
これはそのときに間引いた昆布になります。
ちなみに鹿部の養殖昆布は促成昆布という1年間養殖したものです。
その養殖作業の中で間引きされた昆布は早出し昆布と呼ばれているみたいです。
その昆布をこのように乾燥させ、規格に合わせてカットし、製品化しています。
この昆布は主に、昆布巻きや結び昆布などに使用される昆布みたいです。
来月12日からは生昆布としての出荷も始まるそうです。
鹿部町の主要魚種でもある昆布!みなさんも機会があったらぜひ食べてみてください!
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。