2022年3月21日
漁業日記

ホタテ出荷 part4

鹿部町役場水産経済課漁業振興室佐藤です。

今回は、陸作業について紹介いたします。

沖からもっこに入れて持ってきたホタテを選別・洗浄機に入れます。

 

これはホタテを洗浄している様子です。

先ほどの動画のとおり、沖から揚げてきたホタテはゴミがけっこうついているため、

この機械を使って洗浄しております。

 

先ほどのゴミは、奥側の口から流れてきます。

手前の口からはB貝と呼ばれる規格9cm以下のホタテが出てきます。

 

 

先ほどのB貝が流れてきて、ここで空貝と製品を選別しています。

 

洗浄機・選別機から出てきたA貝(9cm以上の規格)がでてきてこのコンベアで

トラックの荷台に運ばれます。漁師さんによっては、トラックの荷台ではなく

枡の場合もあります。

 

これが陸作業の流れです。この工程を2~3時間続けます。

夜中の作業になるのでかなり体力的にも厳しい作業となります。

 

part1~4までホタテの出荷作業について紹介いたしましたが、

これだけの工程を約1か月毎日続けることになるので漁師さんたちは

見えないところでこれだけの苦労をして水揚げしています。

私たち消費者も感謝しながら食べないといけないですね。

 

 

役場漁業振興室

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役場漁業振興室

鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!

町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。

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