鹿部町役場水産経済課漁業振興室佐藤です。
今回は、沖作業についてご紹介いたします。
まず、ホタテの耳釣りロープが吊るされている幹綱と呼ばれる養殖施設の綱を引き上げます。
次に幹綱についている養殖玉(浮玉)を外します。
幹綱についている耳釣りロープを外し、ロープをドラムの溝に絡ませることで
引き上げられ、ドラムの前についているかぎ部分に引っ掛かりホタテが
もっこと呼ばれるもの網の中に落ちます。
この作業をやらせてもらいましたが、まず、このロープを外す作業が
漁師さんは簡単にやっていますが、初めてやった僕からすると
簡単に取れずに苦戦しました。更に、1本4,50キロの重さがあるみたいで
持ち上げるにも握力がだんだんなくなって最後の方は持ち上げれなかったです。
最後にもっこを違う場所に移動させ、また新たなもっこを設置します。
これを数十回繰り返し陸に戻ります。
初めて体験しましたが、本当にしんどかったです。
この作業をシーズン平均で24,5回繰り返すんですから
漁師さんは本当にすごいと思いました。僕は絶対にできないな
と思いました。(笑)
次は陸作業についてご紹介いたします!ぜひご覧ください!
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。