鹿部漁協 佐藤です。
今年度より開始した昆布母藻群落造成事業の一環として来週より始める昆布着生試験(どぶ漬け)に必要な母藻を
数本採取しました。
ちょっと風があり、波もありましたが、海岸の浅瀬から採取しました。
1年昆布の子嚢班が成熟したものを数本使用し、石やプレートの基質にどぶ漬けし、その後の昆布の成長を確認するとともにどぶ漬けしていない基質との比較検証し昆布の着生・繁茂について調査する事とします。
どぶ漬けした昆布が2年昆布へ成長し周りに藻場が広がっていくように願い実施したいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。