鹿部漁協 佐藤です。
11月2日に栽培公社より稚ナマコを搬入し放流いたしましたが、それと同時に組合種苗生産施設で飼育していた稚ナマコ約5,000個を漁場へ放流し、今年度のナマコ種苗生産は終了となります。
今年度も幼生飼育がうまくいかなかったのですが何とか多少なりとも種苗放流を行う事ができました。
全ての稚ナマコを放流しましたので、パンライト水槽を掃除し凍結防止の為の水抜き作業を行い来年に備えます。
エアーレーションや海水の配管の内部についてもだいぶ汚れてきている状況だとおもいますので、来年度新替えする事も考え、幼生の胃の萎縮についての原因を追究したいと思います。
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鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。