鹿部漁協 佐藤です。
10月17日 月曜日 種苗生産開始して53日目に昆布種糸を漁業者へ配布しました。
昆布養殖業者は20名程ですが、それぞれ施設規模に合わせて種糸を購入します。
種糸については、採苗器よりはずして、半分にします。
それぞれ半分にする方法は違いますが、この半分にした種糸を3~4本程度束にしてロープに刺し込みます。
この作業を種糸の仮殖といって自然の海に人工種苗をなじませ、少し葉が伸びるまで待ちます。
この作業が始まると昆布養殖作業スタートとなりますが、近年、ホッケによる種苗糸の被害が多発しておりますので、何事も問題なく成長してくれる事を祈ります。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。