鹿部漁協 佐藤です。
6月12日に親ナマコが暴発し、その受精卵を回収して飼育しておりますが、昨日で、採苗器を投入し100日が経過しました。
当初、受精卵を300万個位回収し幼生飼育を始めましたが、いろいろとトラブルがあり一時はどうなる事かと思いました。数は少なくなりましたが、何とか放流できる状況です。
相変わらず個体差が大きく、いまだに、体長 2~3mm程度の個体も見受けられます。
栽培公社から購入する稚ナマコが遅れている状況で、近々搬入する事となりますが、その時に一緒に外海へ
放流したいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。