鹿部漁協 佐藤です。
促成昆布の採苗を実施してから1週間が経過し、2回目の換水となります。
塩分調整した滅菌海水に培養液を添加し攪拌して完成した滅菌培養海水に採苗器を静かに移します。(次回1週間後)
毎週同じ作業の繰り返しとなりますが、ようやく糸(クレモナ)に微かに顕微鏡で胞子体が見えてきました。(9月2日現在)
そろそろ雌雄配偶体に別れるころとなります。
種苗糸の成長過程、種苗生産作業のながれについては、随時お伝えしていきたいとおもいます。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。