鹿部漁協 佐藤です。
先月、18日に採苗器から剥離した稚ナマコ(2回生)を20日に保育礁へ放流しております。
7月1日に採卵を行い、ペンタクチュラ幼生、稚ナマコまで飼育してから7月26日に採苗器を投入しております。
採苗器投入から26日目 体長 1㎜弱から1.5㎜程度となっております。
上の写真は、回収した稚ナマコの一部でありますが、稚ナマコの体長が小さくて写真では判別が難しいですが、白くポツポツと見えるのが稚ナマコです。
この稚ナマコをビニール袋へ収容し保育礁まで搬送し、ダイバー潜水により放流しました。
今後、この稚ナマコについても随時、成長を調査する事とします。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。