2022年8月22日
事業、取組紹介

青のり養殖方法って?

鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。

来月から試験養殖を開始する青のり養殖ですが、その養殖方法についてご紹介いたします。

 

青のり養殖は4段階方式と呼ばれる養殖方法があります。

これは、先進地である高知県でも活用している養殖方法で今回私たちもこの方法を採用し実施いたします。

 

青のりは1週間に10倍の大きさになることが実証されており、青のりの大きさに合わせて容量の大きい水槽へ青のりを移動させる必要があります。

第1水槽に種苗を投入し、1週間毎に次の水槽に移動させ、最終的に第4水槽で収穫する流れとなります。

1週間ごとに第1水槽に種苗を投入することで収穫サイクルが出来上がり、1セット1週間に1回収穫が可能となるため、最終的にはそこを目指していきたいと思っております。

青のり養殖は、北海道では初の試みなため、今年度の試験では、まず周年収穫することが環境的に可能であるかどうか、

いつまでの期間であれば手を加えずに養殖が出来るのかなど養殖期間を定めることを目的に試験を実施いたします。

養殖試験準備の様子や試験中の様子などこれから多く投稿していこうと思いますので、楽しみにしていてください!

 

役場漁業振興室

この記事を書いた人

役場漁業振興室

鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!

町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。

コメントはこちらから

captcha

上に表示された文字を入力してください。

本サイト運営サイドからの返信は致しません。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。皆様から頂きます御意見はしっかりと拝見した中で出来ること出来ないことございますが、これからのHP運営に活かしていきます。

関連記事

  • 事業、取組紹介

    2024年4月23日

    青のりの状況について

  • 事業、取組紹介

    2024年4月16日

    鹿部小学校1年生による鮭の稚魚放流

  • 事業、取組紹介

    2024年4月10日

    青のりについて

  • 事業、取組紹介

    2024年4月8日

    青のり状況について

※鹿部町ホームページの
「ふるさと納税」ページへ移動します