鹿部漁協 佐藤です。
7月1日に採卵を行って飼育していた稚ナマコ(2回生)ですが、
7月26日に採苗器を投入し、24日目となりますが、体長が0.5㎜~2㎜程度となります。
8月20日に保育礁へ放流する予定でありますので、採苗器から稚ナマコを剥離し、放流準備となります。
肉眼では、ほとんど見えない状態の稚ナマコですが、サイフォンで回収するとポツポツとみる事ができます。
残餌に埋もれ見ずらいですが、白くポツポツと見えるのが稚ナマコとなります。
この稚ナマコを保育礁へ放流し、中間育成を行います。
数多くの稚ナマコが大きく成長する事を願います。
尚、1回生の稚ナマコについては、若干でありますが、まだ、種苗生産施設で飼育継続しております。
これについては、10月に漁場放流する予定であります。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。