鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。
以前紹介した組合事業のpart2です!今回の記事では3つの事業をご紹介いたします。
④船揚場維持補修事業
天然昆布採取やうに採取の際に、各地区の前浜や斜路から船外機船を下ろせるように、前浜や斜路をの浜ならし・整備を実施し、未然に事故を防ぐことを目的としております。
毎年、本別地区(2回)、出来澗漁港横の浜ならしや宮浜~大岩地区の斜路整備(2回)を計画しており、今年度についても同様の箇所・回数を実施する予定でございます。
⑤ナマコ資源保護事業
近年、浅海漁業へ転換する漁業者が多くなった中、浅海資源の一つであるナマコの資源枯渇を防ぐため、鹿部漁協で生産した種苗や栽培公社より購入した稚ナマコを試験礁及び天然漁場に放流することを目的としております。
今年度は、鹿部漁協のブログにもあるように、ナマコ幼生の飼育を実施し、体長約1mm~2mmサイズの稚ナマコを放流する計画で、その他にも北海道栽培公社より稚ナマコ10万個を購入したものを放流し、ナマコ資源の枯渇を防ぐため実施いたします。
⑥密漁防止対策委員会運営事業
近年、密漁件数が多くなっている中、浅海増殖資源保護のため、密漁防止対策を目的としたものです。
今年度は、各漁港に盗難や密漁防止のために設置している防犯カメラの点検作業、鹿部・出来澗漁港の防犯カメラの更新
作業、ウニたもとり部会員による密漁防止強化月間のパトロールを実施いたします。
今回は、以上の3つの事業についてご紹介いたしました。事業はまだまだあります。次回以降も組合事業について紹介したいと思いますのでぜひご覧ください!
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。