鹿部漁協 木村です。
先日、渡島北部地区水産技術普及指導所にて、ホタテ貝一斉付着調査を実施いたしました。
6月初め頃にホタテ養殖施設に吊るしておいた試験採苗器を回収し、ボックスの中で採苗器から
付着していたホタテ貝を取り除きます。
採苗器から取り除いたホタテ貝は、上の写真のような、目合いが1分・7厘・5厘・3厘に分かれたふるいを
使用しサイズごとに分けます。
上の写真はサイズ分けをした後のホタテ貝です。
ホタテを計測し、サイズ別にホタテ貝の数を調べ地元漁業者へホタテ貝の付着状況を情報提供しています。
年1回の作業となりますが、地場産のホタテ種苗生産に欠かせない作業となっております。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。