鹿部漁業協同組合 木村です。
環境調査では、鹿部沖のホタテガイ養殖漁場へ行き、水産指導所とともに水温や塩分等を観測し、
今の海がどのような状況なのか把握しております。
はじめに、採水器を使って深度0、10、20、30、40mから採水します。(写真下)
採水した海水は専用の瓶に入れ、ホタテの餌であるクロロフィルaを測定します。
次に透明度板を海中に沈めていき、海水の濁りを目視で確認します。(写真下)
最後に水温、塩分濃度測定器を海底まで沈め、各深度での水温、塩分観測を行います。(写真下)
調査結果は漁業者のみなさんに提供して、漁業の参考資料として活用しております。
今後も漁業者の力になれるよう頑張って調査を続けていきます。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。