鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。
前回に引き続き、刺網漁業の陸作業・出荷作業について
ご紹介いたします。
出荷する際に、魚種やサイズ別に分ける必要があります。
サイズは少々・小・中・大と4種類あり、慣れた手つきで選別作業をしていました。
先ほど選別した魚種やサイズ別に計量をします。
市場職員が漁獲物を持ってきた漁師さんの屋号・魚種・魚のサイズ・㎏数を控え、その後の入札で落札された額から
組合の手数料分を差し引いた額が漁師さんに精算される流れとなっております。
この流れは全魚種、同様で漁師さんに精算されております。
ここまでが1日の漁の流れです。
漁獲量が少なかった日にも関わらず、この日一日の漁にかかっている時間は、約9時間で漁獲量が多いときには、半日以上もの時間を要します。私も今回初めて刺網漁業の1日を密着しましたが、とても過酷なものだと感じました。
今回取材させていただいて改めて、どうにか漁師さん達の経営が良くなるよう協力したいという気持ちが強くなりました。
この水産HPの運営をはじめ、各関係団体と協力し、水揚げ量の安定・増加や漁獲物の付加価値向上を図れるよう努めていきます。
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。