鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。
現在、最盛期を迎えているホタテの出荷作業ですが、どういった作業工程で出荷されているのか紹介いたします!
陸での作業しか載せてありませんが、沖では耳吊りされていたホタテを「もっこ」と呼ばれる網に入れ、それを陸に持ってきます。
陸では、まずもっこに入れたホタテをクレーンで吊り、選別機へ投入します。投入されたものは、ドラム式の洗浄機により洗浄され、A貝(9cm以上)・B貝(8cm以上)に選別されたものがベルトコンベアーで運ばれ、運ばれている際には、空貝が混ざらないように取り除き、中身があるものだけが各出口から出ていく仕組みとなっております。ざっくりですが、このような流れで出荷作業を実施しております。
日曜日や荒天時は出荷休みですが、それ以外は基本的に毎日出荷しております。どの漁家も大体3月末や4月上旬には出荷が終了するのですが、その後、5月下旬頃まで耳吊り作業があります。体力勝負になると思いますので、この時期ホタテ養殖業者の皆さんはとても大変だと思いますが、頑張っていただきたいです!
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。