鹿部漁協 佐藤です。
2月28日をもって、今年度のウニ漁が終了しました。
昨年11月より操業していたうに・なまこたも採り漁ですが、昨年の1月・2月はほとんど出漁出来ませんでしたが、今年は、凪が良い日が多かったので、昨年度より出漁日数も多くうに、なまこ、あわび等も昨年以上に水揚げされました。
近年の藻場状況ではうにの餌となる海藻が少ないので身入りにも影響があり、水揚げしたウニの単価にも響いております。
2月末の最終日も海の底の状態が良くないにもかかわらず、多くの漁業者が出漁しておりましたが、うにの身入りがもう少し良ければ漁業者のみなさんもやりがいがあるのではないかと思います。
うに漁の操業期間は3月末まででありますが、資源状況を考慮し部会自主規制により2月末をもって終了する事とし、次の秋(11月)からの操業に備えます。
来年度のうにたも採り操業に期待したいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。