鹿部漁協 佐藤です。
昨日、昆布母藻群落造成事業に係る昆布生育調査並びに昆布着生試験を実施しました。
今回は、定点観測地点の藻場環境の目視調査、タイムラプスカメラの交換作業を行いました。
若干やませの風が吹いておりましたが調査に支障はなく、2月の寒さだけが体に堪えました。
海の透明度も良かったのでダイバーとしては、調査し易い環境のようでした。
新しい昆布の芽がようやくちらほらと見えてきていますが、ウニやアワビによる食害も見受けられる状況です。
また、1年昆布の裾枯れも止まり2年昆布へと成長しているのも見受けられます。
来月については、上旬と中旬に1回ずつ 計2回の調査を予定しており、今年度については調査終了となります。
引き続き新年度も調査を継続し、藻場環境の変化や昆布生育状況を把握して藻場回復へ繋げていきたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。