鹿部漁協 佐藤です。
先日、1月19日にナマコ種苗生産担当者会議 と ナマコ増殖研究会へ出席について報告いたしましたが、引き続き 1月20日に 北海道第二水産ビル大会議室において、午前9時から正午まで 「育てる漁業研究会」が開催され、午後1時から午後4時まで、同じく第二水産ビルにて「磯焼け対策連絡会議」が開催されました。
現状の前浜の回復につながるヒントがあればと思い出席しました。
磯焼け対策連絡会議では、「気候変動への対応策」・「嵩上げ礁の機能回復手法の検討」・「磯焼け環境下におけるホソメコンブ群落の形成条件」の3つの講演と「ICT技術等を活用したコンブ生産増大対策事業」:ドローン空撮画像を用いた解析によるコンブ漁場の把握という内容での情報提供がありました。
現在、各地区磯焼けが深刻な問題となっておりますので、会議に参加したみなさん、真剣に話しを聞いておりました。
私たちも、今後より一層磯焼け対策について取り組んで行かなければならないので、今回の講演での内容を少しでも活かして磯焼けについて考えていきたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。