鹿部漁協 佐藤です。
先月 昆布採取部会でスポアバッグの立縄礁を設置しておりますが、この立縄礁のモニタリングのための調査を
開始する事とし、そのためのカメラ設置等の準備をしました。
調査箇所に土台を設置し土嚢等で固定。
土台に単管を取り付け、その単管にタイムラプスカメラを設置し立縄礁の状況や周りの藻場の変化等を観察し、天然昆布が繁茂しない原因がなにかを調査する事とします。
来月より、1か月に1回カメラを交換し、藻場の状況がどのように移り変わるのか、砂の移動による着底基質の減少、ウニによる食害、それとも海水の温度栄養塩が問題なのかいずれにしろ、これから調査し今後の藻場回復事業へと繋がるように調査する事とします。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。