鹿部漁協 佐藤です。
9月28日に 磯焼け対策として電力中央研究所でFSB藻礁ブロック設置モニタリング調査を実施しており、その中間報告 列びに漁業者との意見交換会を開催いたしました。
電力中央研究所より、海域基礎調査として、潮流・波浪・水質関連の調査結果、生物調査、藻場関連調査食害生物調査についての報告がありました。
昨年の1月にFSBブロックを設置し、上の写真は今年の4月のブロックの繁茂状況です。
やはり、昆布・海藻の繁茂が少ない結果となっております。
昆布の遊走子が浮遊しているのにもかかわらず、昆布が繁茂しない原因はなんなのか?
ウニ・アワビ等の食害だけではないのではないか?
離岸堤の陸側には多少なりとも昆布は繁茂するが、離岸堤の沖側にはほとんど繁茂しない。
離岸堤をはさんで何がちがうのか。今後、陸側と沖側を比較しつつ調査を継続してもらいたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。