鹿部漁協 佐藤です。
ナマコ幼生飼育を開始して18日目となります。
いろいろトラブルもあり、なかなか思い通りにいかないのが種苗生産の難しいところです。
順調に成長した幼生については、早くも稚ナマコとなっており元気に動き回っております。
成長の遅い幼生についてももう少しでアウリクラリアからドリオラリアへ変体する時期となっております。
胃の萎縮した幼生については、成長が見込めないので、正常な幼生の成長を見極め、近々、採苗器投入する事を考えております。
上の写真は、ドリオラリアが成長しペンタクチュラとなった幼生で、もう少しで稚ナマコに成長する段階の状況です。
稚ナマコへ成長してからもいろいろと減耗する要因がありますので気は抜けません。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。