鹿部漁協 佐藤です。
6月に入り、昆布種苗生産準備が本格的に始まりました。
採苗枠の組立も完了したということで、昨日より種苗糸のアク抜きを始め
ました。
大きい水槽がないので、種糸を小分けにし、ボックスへ入れ沢水や川水に
浸漬します。
ほぼ毎日ボックスの中で糸を振りアク抜きを行い水換えをします。
水が濁っている日は極力水換えをしないようにして、この糸洗い、
水替え作業を17日間~20日間くらい行います。
そうしないときちんとアクが抜けません。
体力的に少しキツイ作業となりますがこの作業を怠ると遊走子の
付着が悪くなるので、これから20日程度頑張って作業します!
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。
昆布養殖の裏にこのような繊細で大変な努力が必要だったんですね!腰、お大事にした下さい!