鹿部漁協 佐藤です。
先日、稚ナマコの保育礁の状況調査を実施しました。
保育礁は、大割石とカキ殻をネットに入れたものとなります。
下の写真がその保育礁となります。
この保育礁へ稚ナマコを放流し、生存・回収 及び 成長度合について
調査しております。
令和元年と令和2年に体調5~6ミリ程度の稚ナマコを数万個放流して
おり、継続して保育礁の調査を実施しております。今回の調査で4回目
の調査となり、回収出来たナマコについては、僅かでした。
下の写真はその時の調査で回収したナマコの体調・重量を測定している
様子です。
調査終了したナマコについては、沖合へ海中還元し漁場のナマコ資源
維持・拡大に努めております。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。