2022年5月21日
事業、取組紹介

母藻群落造成事業

鹿部漁協 佐藤です。

近年、昆布藻場が減少している状況で、天然昆布の水揚げに大きな影響がでております。

この状況を打破するために組合では、藻場の回復を目指し、昆布増産モニタリング調査

と題し藻場調査を実施する事としました。

調査に関しては、専門業者と委託契約を交わし、藻場の環境調査立縄礁の設置効果の

検証並びに海藻の繁茂が少ない場所で単管を利用した昆布着生試験等を実施する予定です。

下の写真は、単管施設の一部 例となりますが、このような形で昆布の着生試験を行いたい

と思います。

 

昆布藻場が減少する要因は不明でありますが、まず、鹿部の沖合で昆布が繁茂するのか?

現在の海の状況はどうなのか? その辺のところから追及していきたいと思います。

藻場回復のためには、原因究明が急務! そう簡単にはいきませんが原因究明が大事です。

 

今後、昆布採取部会と協力し、立縄礁や遊走子のどぶ漬け等 様々な方法で昆布藻場回復

に取り組んでいきたいと思います。

鹿部漁協

この記事を書いた人

鹿部漁協

鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。

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