鹿部漁協 佐藤です
5月に入りホタテラーバ調査の時期となりました。
ホタテ養殖施設がある場所でホタテの稚貝(幼生)を採取して不純物を除去し、ラーバを
大きさ別に数えます。
ラーバの大きさは、150μ~300μ程度で、特殊な染色液を使用しラーバを見やすくする為、
赤く染めます。
ラーバを染めた後は、万能投影機等を使用してラーバの外 イガイ等の数を数えます。
上の写真は、染色液でラーバを赤色に染めている風景で
下の写真は、ラーバに染色液を入れ撹拌している様子
です。
ラーバ調査の結果については、ホタテ養殖業者へ
周知し、稚貝の採取の為の採苗器投入作業へ役立て
ております。
近年、地場産の稚貝を活用する漁業者が増えて
きており、ラーバ情報については、漁業者も注目
しておりますので 随時、漁業者へ情報提供して
行きたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。