鹿部町役場水産経済課漁業振興室佐藤です。
今日は桁引き漁業を36年間営んでいる漁業者さんに
お話を聞いてきました。
桁引き漁業は11月~5月までが漁期となっており、
12月~1月に盛漁期を迎えます。
12尋陸側(1尋約1.8m)から水深約45mの区間で作業しているそうです。
これが桁引き漁業で使用する八尺(はっしゃく)と呼ばれる漁具の土台部分です。
土台に網・チェーン(錘替)をつけて使用します。
八尺については特に規格は決められていなく、人それぞれ
自分の船に合わせて工夫しながら制作しているそうです。
今回は外見だけ撮影させていただきましたが企業秘密のため
全体は撮影させてもらえませんでした(笑)
漁師さんもいっておりましたが、年々昆布等の草類が少なくなってきている
に連れて、漁獲量も年々少なくなってきています。
このように苦しい環境でも試行錯誤しながらどうにか漁獲量を増やそうと
頑張っている漁師さんの話を聞くと、私たちも当たり前に食べるのではなく
日々感謝しながら食べないといけないと感じました。
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。