鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。
昨日、長万部から鹿部までの噴火湾地区の6市町村6単協の担当者が集まり、北部指導所及び各単協が主体で実施する令和5年度事業計画内容についての説明及びホタテ出荷前調査の過去20年分のデータを基にした結果考察の講演が実施されました。
令和5年度事業計画は、例年通りの内容で実施することとなりますが、現状に合わせて調査時期の調整や調査内容の見直し等について話し合われました。
講演では、過去31年間継続して続けているホタテ出荷前調査の内、過去20年分のデータを取りまとめ、ホタテの水揚が良かった年度、悪かった年度の異常貝率や養殖方法の違いから何が原因なのか、何の養殖方法が適切であると考えられるか考察を含め講演いただきました。
現在、平成28年から始まったホタテ斃死から早6年が経過しようとしており、年を重ねるごとに回復傾向に向かってはおりますが、全盛期と比べるとまだまだ水揚量が少ない状況であります。同じ噴火湾地区内の担当者同士の情報交換等が今後より一層ホタテ養殖の回復に繋がると思いますので、このような機会を大事にし、地区内で協力しながら執り進めていきたいです!
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。