鹿部漁協 佐藤です。
ホタテ養殖漁業を行う上で必要な養殖施設が近年、台風や爆弾低気圧等で被害が発生しております。
施設修復については、漁業者個人で行っておりますが、個人で対応できないのが、施設を固定するブロックの設置です。
1個 15t・20tのブロックがひっくり返ったり、定位置からずれたりし、その影響で幹綱とブロックを繋いでいる根尾ロープが切れる事もあります。
水深が深くダイバーが入る事の出来ない場所については、新しくブロックを設置するほかありません。
何とか起重機船の手配がつき協力してもらい、2か所のブロックを設置し養殖施設の修復を行いましたが、施設の老朽化もありますが、今後、大きな時化で被害が出ない事を願います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。