鹿部漁協 松川です。
今日は実家の手伝いが終わり近所のほろい作業を見に行ったら酷いことに。
ザラボヤが付いていないときは座布団籠を無理なく15連は吊るして作業しているのですが、今日の籠はなんと7連でクレーンの巻き上げが止ってしまうとのこと・・
写真を上手く撮れてるかわかりませんが、籠の中にもザラボヤが付着しており沖・陸のほろい作業でもとても重労働化している模様です。ザラボヤも日々成長しているので耳吊り終盤になる頃にはどうなっているのか。
ザラボヤ等を洗浄するシェルクリーナーという機械もあるみたいですが、ざっくり約600万円近くもするみたいで、この漁業情勢の中では簡単に購入に踏み切れません。
また、座布団籠にもかなりの重量がかかり資材の老朽化も懸念されています。
こんな中、行政や国等からの支援があれば漁家経営助かるんですが。
耳吊り作業も約一か月あるので無理せず作業を進めて欲しいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。