鹿部漁協 佐藤です。
12月7日に栽培公社よりエゾアワビ種苗を搬入し、前浜へ放流を実施致しました。
近年、アワビ資源が増加傾向にありますが、数年前までは鹿部では珍しい水産資源でありました。
11月より始まったウニたも採り操業の混獲魚種として採捕しております。
放流種苗の体長は平均30mm程度で、漁獲サイズに成長するまで4年から5年かかると思われます。
この様にアワビは成長が遅いため、一度数が減ってしまうと増えるまで時間がかかりますので、アワビ資源を絶やす事のないよう継続して種苗放流していきたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。