鹿部町役場水産経済課漁業振興室 佐藤です。
本日、函館市大船町にあるさけ・ますふ化場で鹿部小学校の4年生がさけの遡上について学習いたしました。
小学1年生の時にサケの稚魚放流を実施し、3~4年経ち成長した成魚が遡上するタイミングで遡上学習を実施し、一連のサケの成長過程を学ぶ場となっております。
小学生の生徒達も自分が放流した稚魚が3~4年でここまで大きな成魚となることに驚いており、興味津々に学習しておりました。
本日の給食では、サケを使用した「石狩汁」がメニューとして出ており、教育・食育としての2つの観点で学習しております。
鹿部町で渡島管内さけ・ます増殖事業協会で実施している「さけ採捕」の状況ですが、昨年よりは採捕数は多いようですが、まだ予定数量には到達していないようです。昨年大幅にさけの漁獲量が減少しまい、今年についてもあまり漁獲量が低迷している状況であります。来年は放流した稚魚が漁獲量に繋がるように祈ります。
この記事を書いた人
役場漁業振興室
鹿部町役場水産経済課漁業振興室メンバーです。
みなさんの漁業のイメージはどうでしょうか?
漁師がお魚を獲ってきて市場に出し、仲買人を経由し、スーパーや魚屋で売り出され皆さんの食卓に並ぶというイメージではないでしょうか。
魚を獲って皆さんの食卓に並ぶまで色々な取組があります。
漁業という分野で普段皆さんが見ることのない漁師や漁業に関係する方々の取組を写真や動画で少しでも皆さんに知っていただけるように投稿していきます!
町章(プロフィール画像)の由来:4つの片仮名の「カ」で鹿部の「鹿」を表し、これを輪にして町民の「輪」を描き、町発展の基盤となる昆布と温泉が包まれています。