鹿部漁協 佐藤です。
稚ナマコ1回生、放流間近となりましたので、個数、体長を測定しました。
1t水槽、1基で飼育していた稚ナマコをひとつひとつ数える作業から開始し、約5,000個、稚ナマコとして確認しました。
全ての稚ナマコを数え終わったなら、次に体長測定となります。
稚ナマコが生きたまま体長を測定するのは難しいので、とりあえず、バットにいれた状態で蓋をしてある程度、体長が伸びたなら、一気に定規でひとつひとつ測定します。
全部測定するには時間がかかる為、ある程度の個数を抽出し、平均体長を計算します。
1t槽に5,000個とそれほど生息密度が高くなかった為、平均体長も12mm程度となっており、大きいもの
では30mm程度まで成長し、個体差がはっきりとしておりました。
11月早々に漁場へ放流する予定でありますが、なかなか凪ぎに恵まれない状況でありますので、凪ぎ次第放流したいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。