鹿部漁協 佐藤です。
先日に引き続き今回も立縄礁について取り上げたいと思います。
天然昆布母藻の採取を9月中旬に行います。
母藻については、子嚢班のでているものを厳選し採取します。採取後すぐにスポアバックまたは紙ネットバックに
詰めて立縄に取り付けます。
上の写真が取り付けているところです。
立縄に取り付け後 設置場所を選定します。 なるべく遊走子が付着する基質が多い場所を選んで設置します。
写真は立縄の設置風景です。
昆布の繁茂回復のため、日々、努力しており、立縄についてもウニ等の食圧から母藻を守るために考えた1つの
手法となっております。
今後も漁業者さんと協力し藻場の回復を目指し頑張っていきたいと思います。
この記事を書いた人
鹿部漁協
鹿部漁業協同組合職員です。 組合では、漁業者が末永く漁業を営む事が出来るよう漁業資源の維持・拡大 並びに藻場造成等の事業に取り組んでおります。 その漁協の取組について、皆さんが普段あまり見ることのない作業風景など 皆さんに組合の仕事について知っていただきたいと思います。 組合事業の取組だけではなく前浜や漁協市場の状況についても、随時、皆さんにお届けしていきます。
漁業の言葉は難しいですね。